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抗ウイルス効果の検証

関西ペイントが、日本古来の自然素材である漆喰を塗料にして誰にでも塗れるものにしよう開発した抗ウイルス・抗バクテリア機能を持つ漆喰塗料・アレスシックイの抗ウイルス性能を全方位的なものにするためにウイルス研究の第一人者である長崎大学熱帯医学研究所 安田二朗教授の指導の下、関西ペイントがアレックスシックイのウイルス不活性化検証を行いました。

すべてのウイルスに対し抗ウイルス効果あり

ウイルスの増殖抑制機能のしくみ

通常考えられるノロエンベロープウイ ルスとエンベロープウイルスのそれぞれ特徴的なウイル スを設定し、アレスシックイがどのような効果があるかを確認。

検証で用いたウイルス

検証したウイルスはこの4種類。(ノロエンベロープウイルスとして1種類、エンベロープウイルスとして 3種類)それらの特徴的なものと、その類似ウイル スで、実際にこの4種類に効果があれば、どの類似ウイルスにも効くのではないかと考えた。

関西ペイントが考えた理論は、まさしくエンベロープウイルス、もしくはノロエンベロープウイルスの外側のたんぱく質がアルカリに 近いので、アルカリによって変性して、細胞に吸着しな くなるだろうということです。
試験結果 ノンエンベロープウイルス

その結果、ノロエンベロープウイルスに関しては、 アレスシックイとアレスシックイモンティアート(布や紙、プラス チックシートに塗れる漆喰塗料)2つともに効果があることが分かった。

試験結果 エンベロープウイルス

また、エンベロープウイルスに関しても、インフ ルエンザ、水疱性口内炎、ウシ丘疹性口炎の3種類のウイルスに十分な効果があることが分かった。

なぜ抗ウイルス効果が得られる?

なぜ抗ウイルスの効果が現れるかというと、表面のポーラスの穴の中にウイルスが入るが、もともとアレスシックイの塗料はpHが 13以上のものなので、塗った後は表面がCO2に反応 して炭酸カルシウムに変わる。

なぜ抗ウイルス効果が得られる?

しかし、穴の中には、pH13が維持できるような水酸化カルシウムが残っているので、この中にウイルスが入ることによってウイ ルスの周囲の水分がアルカリ性に変わり、結果的に効果が得られると考えている。

リプラス・ショールームの壁に塗布しています!

優れた自然素材である「漆喰」の「環境」や「健康」に貢献する様々な機能をそのままに塗料状態化した『漆喰塗料アレスシックイ』を弊社ショールームの壁に塗布しました。ご来店の際は、人にやさしく安全なクリーン空間で、漆喰の風合いを じっくりとご覧下さい。